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これまでの園長だより

書き留める事

先日、夏の疲れからか、ひどい食アタリにあってしまい、大層辛い目にあった園長です。その影響で、ちょっとだけ精神的にもネガティブに傾きかけていた今日この頃、更新のために「保育士募集要項」に書いてあったことを読んでみました。

すると、目からウロコの大発見!過去の自分が書いた文章なのですが、ひどく心打たれ、気持ちをグーンと持ち上げてもらうことが出来ました。

 

子ども達の生活を見ていてもそうなのですが、他人との競争は自分を高めるために非常に有効な手段ですが、本当の競争相手は自分自身だったりします。

保護者の方々との懇談の中で、つい子どもに対してやってしまうのが、「お友だちの〇〇ちゃんと比べてうちの子は、遅れているのでは?」とか「お姉ちゃん(お兄ちゃん)の方が・・・」などと、他人との比較ですが、これはあまりオススメはしていません。

その様な時には「過去のこの子自身と比較してあげて下さい。成長していませんか?」というお話をさせていただいています。

 

大人である私達も同じで、他人と自分を比較しても仕方の無い事が多いです。でも自分自身のタイムベルト上で比較してあげる事が有益だと思います。

とは言え、人間は忘れていく生き物。ですから、様々な方法で、様々な気付きや状態を書き留めておく事が、比較をしていく上では非常に重要になります。

 

今日の私は、明らかにネガティブでした。ですが、過去のポジティブだった頃の自分が書き留めた文章を読む事で、あっという間にその時の気持ちをよみがえらせてもらう事が出来た訳です。

 

もしかすると、保護者の方の中には「育児日記」なるものをつけてみられた方もいらっしゃるかもしれません。現在、付けている方もいらっしゃるかもしれません。

その延長でもいいですし、新たにでも良いでしょう。これからの自分のために、今の自分の気持ちや状況など、書き留めてみませんか?現代にはそういった手段にはあふれていますよ!

子供たちの夢(第二弾)

先日書かせていただいた「子供たちの夢」の第二弾です!

これも懇談の際に、ある保護者の方から聞かせていただいたお話を、もちろん保護者の方に即「書かせていただいてもいいですか?!」と、ご承諾をいただいたのですが、とても感動したと同時に反省もしたお話です。

 

その保護者の方は、私が2年ほど前に受けた講演会でのお話を、しっかりといまだに実践されていらっしゃる素晴らしいお母様です。

まず、その講演会というのは、「モチベーションアップセミナー」という題目で、2年前に動物病院のスタッフと共に大阪まで受講しにいったものです。

「居酒屋てっぺん」の創業者、大嶋啓介氏のお話を、園長だよりに載せたり懇談やお迎えの際に、「子供が夢を持つ瞬間」と「子供が夢を失う瞬間」という題目で、頻繁にお話させていただいておりました。

 

「子供が夢を失う瞬間」とは、お父さん・お母さんが仕事から帰ってきて、何気なく「あぁ~疲れた。。。」という一言を聞いた瞬間。

「子供が夢を持つ瞬間」とは、お父さん・お母さんが仕事から帰ってきて、「あぁ~、今日も楽しかった☆人生最高!」という一言を聞いた瞬間。

 

この話をその方は実践をされていて、いつもお仕事から帰ってきては「あぁ~、今日も楽しかったよ☆」という事を、最高の笑顔と共に子供たちにご報告されていたそうです。

そして最近、お子様に(現在よつばBクラス:年中さん)「大きくなったら何になりたい?」と聞かれたときに、そのお子様は「ママみたいに『いらっしゃいませ~!』ってする!」「ママみたいになりたい!」と答えるそうです。

 

本当に素晴らしい事だと思います。これぞ、子供たちに見せるべき大人の姿なのでしょうね。

私自身、「疲れた~」「お母さんは忙しいんよ!だから手伝って!」などと、言っていました。大反省です。自分自身が受講して、皆様に発信しておきながら実践していない・・・。

またこのように、素晴らしい事を思い出させていただきましたので、改めて子供たちに見せるべき姿を、がんばって見せていこうと思いました。

67回目の原爆の日・・・「灯ろう流し」に行きました!

genbaku.jpg 8月6日、67回目の原爆の日。

我が家では、初めて「灯ろう流し」に行ってきました。

 

きっかけは、4年生の長女が、学校のPTCで「ピースキャンドル」を作った事。

彼女のキャンドルを、原爆ドーム周辺で一緒に灯してもらおうと出かけたのです。

しかし、あまりの人の多さにキャンドルを灯す場所を見つけられず、周囲の方々と共に行列に並ばせて頂き、灯ろうを流してきました。

 

ライトアップされた「原爆ドーム」を見た瞬間、我が家の次男が「あっ!ここ絵本で見たよ!『おこりじぞう』で見たよ!戦争で飛行機が大きな爆弾を落として、小さな女の子がのどが渇いて死にそうだったから、おじぞうさんが涙を流して涙を飲ませてあげたんよ。」と、とても詳しくあらすじを話してくれました。

つい先日、原爆の日の前に読んでもらおうと、保育園で「おこりじぞう」の絵本を読み聞かせてもらっていたのです。

内容もしっかり理解していましたし、その後も何度も繰り返し「おこりじぞう」を読んでいたらしく、彼の心の中に、絵本と現実とがしっかりと結びついたようでした。

 

また、小学生の二人の姉兄も、学校での授業と結び付けて、私達に「原爆の子の像」の周辺に、自分達が折った鶴が飾られている事や、その日の「平和宣言」についても、とても詳しく説明してくれました。小学校での積極的な平和学習が身についていると感じられました。

 

灯ろうには、全員で平和への願いを書きました。3歳の末娘は、今保育園で練習しているカタカナの「オ」という一文字を一生懸命書きました。今の彼女が書ける、精一杯の一文字。平和を願う灯ろうに、生まれて初めて書いた「オ」のお話を、大人になった時に聞かせてあげたいと思いました。

 

灯ろうと原爆ドームを眺めながら、福岡で生まれて、父の仕事の関係で全国各地で生活してきた私が、縁あって広島に嫁ぎ、この地で子ども達を育てている事に、深い意味を感じました。

子ども達にとって、一番大切な事は「教育」です。どの様な「教え」を「育む」のか。

生きて行く上で様々な「教え」を授けなければなりませんが、広島だからこそ「平和」の大切さを、「核の廃絶」を教えなければいけないと感じました。

 

福島原発の事故により放出された放射量は、広島原爆の規模よりも大きいのです。決して対岸の火事ではありません。まだまだ忘れてはならな事です。

明日は、長崎の原爆の日です。改めて思いを馳せてみましょう。

 

子ども達の夢

現在、個人懇談を進めさせて頂いております。

一学期に一度の機会ですが、保護者の皆様と深くお話が出来る事は、園長としての喜びです!

 

今週は、よつばA・Bクラスの保護者の方とお話をさせていただいております。

その中で、とても感動したお話がありましたので、保護者の方の了解も得て、ここに書かせて頂きます。

 

今年の七夕の短冊に、そのお子さまは「ほいくえんのせんせいになりたい!」と、書かれていました。私はもちろんそのお子さまに「きっと叶うよ☆」と言いましたら、そのお子さまは「よつばの先生になるね!」と言ってくれました。

私は本当に嬉しかったので、それまではずーっと保育園を続けていくぞ!

今、みている子ども達の子ども達が通ってくれるまで、その後もずーっと頑張るぞというパワーを頂き、お母様に感謝の意を伝えたかったのです。

 

するとそのお母様は、泣きながら(もともと、とーっても涙もろい方です(笑))、もとは別の夢を持っていた事。でも大きな出来事を乗り越えた時に、突然「ほいくえんのせんせい」が夢として浮上してきた事をお話して下さったのですが、その理由というのが・・・

 

「ほいくえんの先生は、みんなを元気づけるお仕事だよね!頑張れってはげまして、みんなを『できる』ようにしてくれるんよ。わたしもみんなを元気づけるほいくえんの先生になる!だからピアノを習わせて下さい!」と、言ってこられたそうです。

 

私達の常識の中の「ほいくえんのせんせい」とは、子どもの面倒をみるのがお仕事!という定義になると思うのですが、この子の中では、「ほいくえんのせんせい」とは「みんなを元気づける人!勇気づける人!みんなを励ます人!」というものだったのです。

 

そして「よつばの先生達が、常にそうやって子ども達と接してこられているので、この子がこんな素晴らしい夢を持ったんです!ありがとうございます。」と仰っていただきました。

 

あまりの喜びに、言葉が出ないほどでした!

あぁ~、保育園を始めて良かった~!苦しい事もたくさんあったけど、辞めてしまわなくて良かった~!これからも生涯の仕事として、誠実に、ひたむきに取り組むぞ~!と、改めて決意させて頂きました。

 

日々、体調が悪くても、悩みがあっても、笑顔で子ども達を励まし続け、寄り添い続けている職員のおかげです。今日もあきこ先生は、お休みを使って、大阪まで研修に行っています。

新しく入ってきたパートの先生も、出勤前の体重と帰宅した後の体重が1.5kgも違うそうです。それほど、汗ビッショリで頑張ってくれています!

自慢の職員だらけ!素敵な子ども達!そして心強い保護者の皆様。

ありがとう!ありがとう!ありがとう!毎日、感動していますが、特別な感動でした☆

お泊まり保育 ご報告

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只今、21:25です!
着々と子ども達が、夢の中へと入っています。

お泊まり保育一日目は、到着後すぐにお風呂の準備とお布団の準備から始めました。
子ども達は、ちゃんと自分でお風呂の準備をしましたよ(o゜▽゜)o

その後のアスレチックでも、冒険橋を全員が渡りきりました(≧▽≦)

部屋に帰って来ると、Aクラスの男の子がキチンと靴を揃えていたのをきっかけに、他のAクラスの男の子がお友達全員の靴を揃えてくれ、その後は全員がキチンと靴を揃えられるようになりました☆彡

夕飯の準備のお手伝いもOKo(^-^)oお風呂も手が掛からないo(^-^)o
キャンプファイヤーも、とても楽しかったですヽ(^o^)丿

本当に良く出来た子ども達と、楽しい楽しい思い出が作れて、何よりです(≧▽≦)

数名のお友達が、発熱などの体調不良でお休みや早退となり残念ですが、来年またお泊まり保育で、新たな思い出を作りましょうo(^-^)oワクワク

明日もう一日、元気に過ごしたいと思います(^0^)

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