園長だよりモバイル|梅林よつば保育園

梅林よつば保育園

運動会、ありがとうございました!

2016年10月 2日 16:38 昨日は、朝からの雨の中、保護者の皆様には「やるの?やらないの?」で、右往左往させまして、大変申し訳ありませんでした。
私としましては、どうしても10月1日に運動会をやりたい大切な理由がありましたが、その点につきましては後日改めて、保護者の皆様にプリントでお知らせいたします。

それでもなんとか、本日晴天に恵まれて、無事に今年度の運動会を終了することができました!
むしろ暑いくらいでしたが、子ども達も大人の皆さんも、体調は大丈夫でしょうか?
職員の中には、少々熱中症気味になるくらい、復帰早々張り切りすぎた主任や、前日の晩に緊張のあまり2時間しか眠れていない先生もいたりしましたが、大きな怪我もなく全員の笑顔が見られた運動会になり、今は職員一同でホッと一息をついたところです。

終わってみると、まだまだ反省点は山ほどありますが、全職員が改善点・課題を見つけて共有することが出来ましたので、また来年の運動会は、さらにレベルアップしておきたいと思います。
また保護者の皆様からも、職員では気付けない視点でのご意見や励ましのお言葉など、お待ちしています!

今年の運動会は、昨年の経験をもとに、Tシャツをさらにオリジナリティを利かして作成したり、団旗も素晴らしかったり、子ども達の衣装も可愛らしく、多くの保護者様や人脈を通じての協力者に恵まれました。職員も本当によく頑張ってくれているのですが、やはり多くの大人の方々の手をお借りすることで、量もスピードも質も思いも格段に上がりますね!
私達も、保護者の皆さんをより一層近くに感じられ、毎年のことですが「アットホーム」で「和気あいあい」とした雰囲気は、こうして作られていくのだと思っています。
また今は、ちょうど仮園舎ということで、私も受付に近い位置に座ることで、また開園当初のように保護者の皆様と色々なお話ができることを楽しんでいます。
これからも、梅林よつば保育園らしく、職員と保護者の皆様との連携で、子ども達の成長を見守っていきましょうね。
本日はご来場いただき、本当にありがとうございました!
そして、子ども達も一生懸命、毎日頑張ってきたことを、精一杯発揮して、私たち大人に「頑張る姿!諦めない姿!楽しむ姿!」を見せてくれてありがとう!
これからも毎日、また楽しんでいきましょうね!

コーチの力!

2016年8月17日 15:48 皆さんの中にも、今朝は寝不足気味の方がいらっしゃいますでしょうか?
昨夜の、女子卓球団体の三位決定戦を最後まで見て、感動の涙を流した園長です。

前回のロンドン大会からの飛躍的な日本の躍進ぶりに、同じ日本人として誇らしさやワクワク感がいっぱいな今回のリオデジャネイロオリンピック⭐️
本当に、素晴らしい活躍ぶりですね!

称えたい方々、称えたい競技はたくさんあるのですが、私が注目しているのはコーチの力です!
水泳チームの躍進の中でも、広島県は庄原の出身である、平泳ぎ200M金メダリストの金藤選手と加藤コーチ!
全階級でメダルを獲得し、日本のお家芸である柔道復活を成し遂げた、井上康生監督!
自分が関わったチームに必ずメダルをもたらす、シンクロナイズドスイミングの井村監督!

自分ではなく、他人をやる気にさせ、他人の限界を引き上げ、他人に更なるレベルアップの指導を行い、結果を残す!
そのために一番必要なのは、やはり「信頼関係」なのだと思います。
コーチが選手の力や可能性を、心底信じること。
そして、そんなコーチを100%選手が信じてついていくこと。
限界を超える戦いの裏には、信じる力が存在していることに気付かされました。

シンクロで銅メダルを獲得した三井選手がインタビューで「地獄のようなトレーニングが。。。」と言われていましたが、本当にそのような過酷な練習だったのでしょう。
それでも、逃げ出さずについていけたのは、井村監督への強い信頼があったからです。

平泳ぎの金藤選手も、7位に沈んだ北京オリンピック、代表を逃したロンドンオリンピックでしたが、金藤選手の可能性を信じ抜いた加藤コーチや家族の励ましで、今回の金メダルがあると言われていました。

柔道の井上監督は、インタビューで男泣きをしながら「ただ、選手を信じるだけでした。。。」と述べられました。

「信じる!」「信じる!」
これこそが、人を育てる時に一番必要な気持ちなのです。
心配ではなく、信じきること。

私は園長なので、ずっとリーダーを目指してきました。
リーダーとは、グループに明確なゴール(目的地)を指し示す存在だと思ってやってきました。
ですが、この春より「コーチング」を学び始めたことにより、コーチも目指したいと思うようになりました。
コーチは、グループの可能性や力を信じて、その人の得たい結果を手にさせる存在です。
職員はもちろん、子ども達や保護者の皆さんの力になりたい、そう思っています。
その第1歩として、まずは関わる方々の可能性や力を100%信じ切ってしまおうと思います!

2020年 東京オリンピック⭐️
もっとすごい感動が待ち受けているかもしれませんが、私もこの先、職員や子ども達や保護者の皆様、地域の方々が、すーごい笑顔になれるような結果を取らせる園長として、ここに存在していたいと思います。



命の尊厳

2016年7月30日 08:36 あまりにも、痛ましく悲しい事件に際し、幼児教育に携わる者として、また家族に障害者がいる者として、心が痛くて仕方がありません。
こちらに、今の私の心情を書かせていただきます。

7月26日深夜に起こった「相模原障害者施設殺傷事件」。
被害に遭われた方の人数もさることながら、無残にかけがえのない命を奪われた理由に、憤りとやるせなさを覚えます。
私は、胎内記憶や中間性記憶などの講演会や映画などを拝見し、どんな魂も目的を持って、生まれる国も時代も両親も自らが選択して生まれてきていると信じています。
それだけではなく、性別も障害の有無もなんです。

先日も、とあるセミナーで、ある障害を持った女の子のお話を聞きました。
その子は先天的に、自分で体を動かすことも話すことも出来ない、重度の脳機能障害を持って生まれたそうです。
ですが、諦めないお母様とのリハビリの成果で、まばたきで文字を選択して、自分の意思を伝える手段を獲得したのだそうです。
その子のお話によると。。。
「私は、お母さんを選んで生まれてきました。この身体も、自分で選んで生まれてきました。なぜなら、私は前世で『愛を受け取る事』を目的としていたのに、他人からの援助を「大丈夫です!」「自分で出来ます!」と遠慮して生きてしまい、前世での生きる目的を達成しないまま亡くなってしまったのです。だから今世は、他人から助けてもらわないと生きられない身体を選んだのです。他人様からの愛を受け取らないと、生きていけない身体を選ぶことで、目的を達成したいのです。お母さんなら、私に一番の愛をくれると思いました。」
その様に、お話ししてくれたそうです。

そのお話を聞いたことで、私は障害を持って生まれてくる方にも、その方なりの人生の目的があることを知りました。ですから、私の中では、障害を持って生まれる方というのは、とても志の高い周囲への愛で溢れた方なのではないかと思っています。

私たち母親が、ぎこちないなりに我が子のお世話をさせてもらいながら、徐々に無償の愛を胸に抱いたり、忍耐ぞ覚え、お世話が上手になっていくことを覚えるように、重度の障害を持っている方というのは、周囲に貢献する喜びや忍耐強さを与えるために存在しているのだと思います。
決して、無情にもこの世から抹消されて良い存在ではないはずです。

このような、歪んだ正義感を育んだ、犯人の背景を知りたいですし、もう二度とこのような思考が世の中を騒がすことのないように祈ります。
曲がりなりにも、子ども達の人生の根幹となる幼児期の教育に携わらせていただく身としても、人として大切な事を、心の一番深い根となる部分に、持たせていきたい。
この度の痛ましい事件の犠牲となられた方々のご冥福を祈るとともに、ご遺族に哀悼の意を捧げたいと思います。


1234567891011

→園長だよりモバイルトップへ
→梅林よつば保育園トップへ