先日、講演家で書家のたまちゃんこと小玉宏さんの「たまちゃん子育て講演会」に参加させて頂きました。
ずっとずっと会いたかった方で、平成5年より宮崎県の中学校の先生を。平成23年度より、教職員のための研修などに情熱を注ぎ、平成26年度末を持って独立。今は全国のたまちゃんファミリー主催の講演会や、筆文字セミナーなどを多数開催し、多くの方々の心を鷲掴みにして、笑顔の種まきをされていらっしゃいます。
講演会のCDをプレゼントして頂きましたので、保育園でも貸し出し致します。
中学校教師の時には、ヤンキーと言われる生徒さんは、ほぼ全員がたまちゃんの担任するクラスに入ってきた、いわゆるヤンキー専門の先生だったそうです。そして見事に彼らの心を暖かさで包み込み、人生を大きく転換させていった、大人気の先生!
私もお話を聞きながら(もちろん一番前のど真ん中!)、爆笑と涙が交互に押し寄せ、感情をいっぱいいっぱい揺すぶられました。
このたまちゃんを、ぜひ来年度は保育園主催でお呼びし、保護者と職員のための講演会を開催したいと思います。
たまちゃんの素晴らしさは、私がここで語るより、CDを聞いてもらったほうが絶対いいです!CDの貸し出しを、楽しみにしていて下さい。
ですが一つだけ「三つ葉のクローバーの花言葉」のお話がとっても印象的でしたので、そこだけご紹介いたします。
「目の前に幸せなんていっぱいありますよ。それを教えてくれているのが、クローバーっていう植物です。
四つ葉のクローバーの出現率は10万本に1本なんですよ!だから、四つ葉のクローバーの花言葉は『幸運』なんですよ。『ラッキー』なんです。
でね、その幸運を探して人は歩いているわけです。ところがね、三つ葉のクローバーの花言葉を知らないんですよ、誰も。四つ葉のクローバーの花言葉が『幸運』って知っているのに。。。
三つ葉のクローバーの花言葉は『幸福』なんですよ!
目の前にある幸せを踏みにじってね、ちょっとしかない『ラッキー』を摘み取っているのが人生なんですよね。
いますぐ止めればいいのに。幸せは目の前にたくさんあるのに!
目の前にある幸せには気づかないようにできている。それが、クローバーの教えたいことなのかなぁと思いますよ。」
とてもとても心に響いた言葉でした。
子育ては、正にこの「三つ葉=幸福」に、いかに気づいて、いかに感謝して、言葉に表していくか?!
だと思っています。
子ども達は二歳までの成長曲線は、かなりの上昇率だそうです。
それがその後、極端に緩やかになる。
理由は簡単!
二歳までは「凄いね!」しか言われないから。
徐々に「まだ◯◯が出来ないの?」「なんで分からないの?」
批判や非難が入り始めます。
でも本当は、健康でご飯が美味しくって、歩けたりお話出来たり、素晴らしい幸福に囲まれているんですよね。
全てが「有難い!」ことだらけ。
私は園長であり、四人の子ども達の母であり、妻でもあります。
大変大変忙しい毎日です。
ですから敢えて、心の栄養補給や気付きを得るために、こうして講演会や勉強会に足を運び、本当は私達の周りにある「三つ葉=幸福」に目を向けるようにしています。
でなければ、とうに倒れているはずです(笑)
皆さんも忙しくって疲れが溜まってしまって、何のために仕事をしているの?って言う所まで疲弊してしまう前に、ぜひたまちゃんのCDを聞いてみてください。講演会があれば、這ってでも行ってみてください(笑)
もう充分に幸せであることに気づいちゃいます。
何も追い求める必要は無い。
何も足りないものはない。
それこそが、幸福ではないでしょうか?