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これまでの園長だより

洗礼☆彡

先々週のYYトータルサポートの際でした。

今年度最後の授業という事も有り、指導に熱が入っていた吉武先生の提案で、いよいよよつばCクラスさんが「レスリング」デビューをさせて頂いたのです。

もちろん、男児のみ(女児がすると、益々強くなって手がつけられなくなるからという理由です(笑))!!

昨年の8月以降は、お誕生日会でよつばAクラスの保護者のみ、レスリングの様子をご覧頂いてきましたが、レスリングはあくまでも、よつばA・Bクラスの男児のみが、チャレンジできる特別なカリキュラムでした。

ご覧頂いた保護者の方々は、一様に「感動しました!!」と仰っていただきますが、本当に子ども達の力と力のぶつかり合いは、側で見ていてとても感動するものです。

ぜひ、よつばAクラスになった時には、お誕生日会にご招待させて頂きますので、レスリングをご覧いただきたいと思います!!


さて、今回は吉武先生のご提案で、よつばCクラスの男児達が、先輩であるA・Bさんから対戦相手を選べるという方式を取りました。

するとどうでしょう!

Cクラスさんも、デビュー戦を絶対に勝ちたいわけですから、いつも先輩たちの試合を見ていて、あまり勝率の良くない子ばかりを選ぶのです。「この子だったら、ボクでも勝てるだろう!」という心理が、笑えるほど伝わってきます。

ですが、いくら普段はあまり勝率が良くないとはいえ、一年間の経験が勝ります!

誰一人、先輩には勝てませんでした。

あの、初めて相手と組み、力いっぱい押し倒された時の表情!!

「鳩が豆鉄砲を食らった様な顔!」と言ったら一番分かりやすいかもしれませんが「ウソ~!」とか「あれ???」といった、「まさか、この子がこんなに強いなんて!!!」という、あっけに取られた様な顔で、あっという間に押し倒されるのです。

そして、「勝てる!!」と思い込んでいた子ほど、終わった後に挨拶も出来ないほど泣きだします。

するとすかさず、吉武先生の「負けたからって泣くな~!!」という一喝が入ります。


こうして、よつばCクラスのレスリングデビューは、Cクラス全員の敗北で終わりました。

そして、よつばA・Bクラスのお兄ちゃんたちが、いかに凄いのか。カッコいいのか。

言葉ではなく、力と力のぶつかり合いで教わっていったのです。

全力の力と力のぶつかり合いを通じて、加減の仕方を学びます。

全力の力と力のぶつかり合いを通じて、相手の素晴らしさに気付きます。

全力を出すから、有り余ったエネルギーも発散され、変なケンカに発展しないのです。

この現代、子ども達が全力を出せる場面って、どれだけあるのでしょうかね?

何度見ても、一生懸命頑張る子ども達の姿は、ただただ感動ですし、子ども達の中にも「憧れ」や「尊敬」の気持ちが芽生えている事を感じます。


もちろん、レスリングにはジャッジのテクニックも必要ですし、しっかりとしたルールの理解も必要です。

ルールを理解している者同士で、安全に戦う事が大前提です。

それがあれば、私個人としては、全国の幼稚園・保育園の男児が、この時期にぜひぜひレスリングにトライして欲しいなぁと思う次第です。

たくましくて優しい男性を日本中に増やして、日本を元気にしていきたいものですね☆彡

来年度はよつばAクラスの男児さんは少なくなってしまいますが、他園の男児に引けを取らない、スマートで女性を守れるようなたくましさを身につけさせていきたいと思います!!