子どもにかける言葉!
平成25年も、残す所一カ月を切りましたね!
本当に月日が経つのは速く、時として胸がキューンとなる位、子ども達の成長が嬉しい様な寂しい様な複雑な気持ちになります。
そんな中、長男との会話で、ハッとさせられた事がありましたので書かせて頂きたいと思います。
現在3年生の長男ですが、物の管理能力が無く、忘れ物大魔王です!
ですが、明るくてムードメーカー。また正義感も強く、クラスの中でも一目置かれる存在の様です。
私も彼と一緒にいると、叱りたい事も山ほどあるのですが、楽しいし優しい気持ちになれる大切な息子です。
その長男に先日「毎日楽しい?幸せ?」と聞いてみました!
すると「うん!毎日楽しいよ~♪」
そこで「じゃ、もし今死んでしまっても後悔することはない?」と聞いてみました。
なんでここで「死」について問うたのかは、忘れてしまいました(汗)
すると「う~ん。。。大人になりたいから、今はまだ死にたくないな。」
「じゃぁ、大人になって何がしたいの?」という問いに対して
「ボク、人の役に立ちたいな!意外と、図工とか得意じゃけん、そういうので役に立てる事を探したいと思ってるよ!」
と却って来ました。
東日本大震災時、大津波で家々が流されていく映像を見た彼は「大工さんになる!津波で家が亡くなった人に、家を建ててあげる!」と語った長男。
あの時もハッとしましたが、今回もまた「人の役に立ちたい!」というキーワードが出て来ました。
正直、私自身も8歳の時に「死」について考えた事があります。
8歳の私も「大人にはなりたいから、今はまだ死にたくないなぁ。」と考えました。
ですが、私の「大人になりたい!」ための理由は、せっかく生まれたのだから、色々経験してみたいという想いでした。
外国に行ってみたい!車を運転してみたい!結婚をしてみたい!お酒を飲んでみたい!子どもを産んでみたい!
そんな願望です。
ですが、こんな母親から生まれた子どもは「人の役に立ちたいから大人になりたい!」と言っています。
凄いなぁと感心させられましたが、この話をすると、皆さんから「それはご両親の言葉の影響でしょう!」と言われるのです。
確かに、私たち夫婦は日ごろから子ども達に、自分達の仕事を自慢気に話しています。
主人は「今日も〇〇だった子が治って元気になったんよ~!飼い主さんがお礼にって、持って来てくれたよ!」と言って、美味しそうなケーキを出してくれたり。
私も「今日は〇〇ちゃんが、跳び箱〇段、初めて跳べたんよ~!凄かった~、カッコ良かった~!」「今度の発表会にピアニカは、〇〇を弾くからね~♪カッコいいやろう!」と、保育園の子ども達の自慢話。
ですから、我が家の子ども達にとっては、「仕事=人の役に立つ=楽しい♪」
という様な価値観が育っているようです。
もちろん疲労しますし、グチもこぼしたくなる事はあります。
でも一番良き相談相手であり同志、そして一番の理解者が自分の旦那様だったりするので、家庭環境に恵まれているのです。
夫婦が共に同じ価値観を持ち、同じ方向に家族を導こうと努力する事こそ、何よりも強いパワーになるはずです!
そして我が家が目指す「世の中の役に立つ人を育てたい!」という方向に、きちんと子ども達は進んでいくのだろうと思います。
子ども達は、環境により様々な影響を受けます。
その中でもやはり、周囲にいる大人の発する言葉の影響は大きいのです!
どうぞ子ども達に「早く大人になりたい!」「大人になったら。。。」と、大きな夢を持てるような姿を見せて行きましょう!!