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これまでの園長だより

物事に意味は無い!あるのは。。。

今年の8月6日。68回目の原爆の日を、私は東京で迎えました。

NHKで式典の様子を見ながら、松井市長の平和宣言に心を打たれた一人です。

 

さて、なぜ東京にいたのかというと、3月のセミナーで出会った大切なコミュニティメンバーと、更なるお互いの発展のための時間を取ろう!という事になったからです。

そのコミュニティーメンバーは、私を含めて9名。20~50代の、それぞれが全く異業種の、経営者ばかりが集まったメンバーです。そこに、経営コンサルタントをしている外部講師を1名招き、そのコミュニティの存在意義や、それぞれが本業で、または自分自身の人生を更なる成功に導く為にはどうすれば良いか?を、熱く熱く語り合いました。

場所は、某会員制の倶楽部。

超セレブリティーしか、入会できない場所ですが、私達のコミュニティメンバーがそのクラブの会員だったので、一生に一回あるかないかの幸運で、そのような環境を満喫させてもらいました!

ミーティングは熱を帯び、終了したのは翌朝5時。

情熱大陸を9人分見させてもらった様な、素晴らしい時間を得る事が出来ました!

 

とにかく素晴らしいと感じたのは、一人のために全員がフルアウトで知恵を出し合う!承認し合う!その一人の成長や成功、幸せだけを願っている。泣いたり笑ったり、時には憤りを感じたりしながら、(眠気と戦いながら(笑))非常に充実した時を過ごした訳です。

私も、たくさんの愛とパワーをいただき、しっかりと充電して帰って来ましたので、今後の園運営にしっかりと行かしていきたいと思っています。

 

ここからは、そんな私が不在の間、迷惑をかけるであろう家族の様子です。

旅立ちの朝、私がいつものように朝食の準備に取り掛かっていると、主人から一言。

「お前優しいな。。。」

え?!何で???

「せっかく、二日間休みを取って東京に行くんだから、自分の事だけやったらいいじゃないか?!」

「味噌汁は子ども達に作らせたらいい!お母さんの不在は、子ども達にとってもチャンスなんだぞ!」

そう言ってくれたのです。そして、子どもたちと一緒にお味噌汁を作ってくれました。

そして、お母さんの留守中に、子ども達それぞれに役割を与え、それぞれのミッションを達成するぞ~!みたいに、盛り上げてくれたのです。

私が留守をすることを承認し、それを子ども達の学びにしようという転換!

我が夫ですが、心から尊敬できる人です。

毎日、心から感謝の気持ちでいっぱいですヽ(^。^)ノ

そんな感謝の気持ちで出発出来た事も、今回の東京での集いが素晴らしいものになったのだと思っています。

 

そうして会いたかった仲間と出会い、心地よい会話を楽しんでいる最中に、私のケータイが鳴りました。

それは長女が、自転車で転倒し骨折をしたという連絡でした。

正直焦りましたが、長女と電話で話をしたた時

「お母さん、ごめんね!私、お母さんの代わりにお料理が出来なくなっちゃった!」

と言われました。

こんなにも、しっかりと責任を果たそうとしてくれていると感動し、すぐにでも飛んで帰ろうかと思いましたが、心配はいらないとの事だったので、予定通り帰宅しました。

利き手ではなかったので幸いだったのですが、そうは言ってもやはり不便です。

帰宅した晩、私は10歳の娘の服を脱がせ、髪の毛を洗い、身体を洗い、全身をタオルで拭き、下着もパジャマも全て着させてあげました。すでに5年生ですから、自分で何の不自由もなく出来た事。私もまさか今さら、そんな手を掛けてあげなければならないことなど、想像もしていませんでした。

特に長女ですから、割と早く手を掛けてあげる事をしなくなっていました。

ですから、私の身長に近づくほど成長した長女に、今改めて手を掛けてあげる時間を頂けた事。

ほんのり胸の中が温かくなるような、改めて愛おしさがこみ上げてくるような、素敵な感情に包まれています。

これもまた、感謝です。

 

「物事に意味は無い!

 意味は自分自身が決めるもの!」

今、この言葉の意味を、とても実感しています。

一家の奥さんの不在は、ご主人や子ども達にとって不自由で嫌な事?それともチャンス?

我が子のケガは、可哀想なこと?お世話は大変な事?それとも、愛おしい時間?

物事の捉え方は、本当に人それぞれだと感じます。

ですが、幸せな捉え方をすることが幸せな毎日につながるのだと、この4日ほどでとても実感しています。

もしも、私の出発に際して、主人が不満たらたらで、それを子ども達にも漏らしていたら。。。

長女からの電話は「お母さん!今すぐ帰ってきて!!」というメッセージになっていたでしょう。

それで帰っていたら、「また、お母さんに迷惑かけて!どうしようも無い子だね!」となっていたかもしれません。

 

今回の経験をしっかりと頭に刻んで、これから起こる物事の解釈を、好循環につなげるようにしていきたいと思っています。

長文になりましたが、最後までお読み頂き有難うございます。