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これまでの園長だより

100%

私の師匠であるジェームス・スキナー氏が、この春に出版した「100%」という本!

私は彼のライブセミナーに、これまで3度参加し、これからも参加し続けたいと思っていますが、そのセミナーでずーっと言われてきた事がギュっと詰められたていて、まるで本を読んでいるというよりは、ライブセミナーの会場にいるかのような錯覚を受ける様な本です。

常々その師匠が言っている事。それは「毎日を100%で生きて行こう!」という、熱い愛に溢れたメッセージです。

そのメッセージを改めて活字として読みながら、大人としての普段の私の生活を振り返り、反省したり励まされたりしているのですが。。。

フッと気付くと、そんな100%の毎日を過ごしている、正に正に「師匠」と呼ぶべき相手が、とっても身近に、しかもたくさんいる事に気付かされました!

それは、子ども達です!

子ども達は、何事にも100%です。

100%で泣き、100%で笑い、100%で怒り、100%で寂しがる。

100%の力で遊び、100%脱力する。

やりたい事には100%!やりたくない事は絶対やらない100%!

そんな毎日ですから、我が家の小学1年生の次男と年中の次女は、毎晩のように夕飯の途中で抜け殻になり、コックリコックリ始めてしまいます。

 

ところが反対に、小学3年生の長男には昨年頃から異変を感じ始めてもいました。昔(保育園にいた頃)は、もっときれいな字を書いていたのに、今はダ~っと殴り書き。本の読み方も、早口でいかにも早く終わらせたい雰囲気が伝わってくる。

一言で言うと「てきと~う」という感じ、手を抜いている感じがひしひしと伝わってくるのです。

ですから、私も日に日にガミガミ母ちゃんになっていました。

そして毎日「はぁ。。。また怒るばかりの一日だった。。。」と落ち込み、反省の繰り返しでした。

そしてとうとう決定打!小学2年生最後の参観日で、両親に向けて手紙を読むという内容だったのですが、自分を産み、育ててくれた事への感謝を書いてくれましたが、そこには「こんなダメなボクを育ててくれて。。。」と書かれていたのです。

「うわぁ!私は彼の自信を奪ってしまった(>_<)」と、焦り迷い、申し訳なさでいっぱいになりました。

母として、自分の育児が失敗してしまったと落ち込みました。

そして、何とかその失敗を埋め合わせようと頑張ってきたのですが、やはり手抜き、いい加減さに目は行ってしまいます。

少しばかり、出口の見えない状態に陥りそうかも。。。と思いかけていましたが、梅林よつば保育園の子ども達に気付かされました!

「やっぱり、私がいけないんじゃなくて、手を抜いている長男がいけないんじゃないか!」と。

『手を抜く事を覚える事も成長の一つ!』などと学校の先生は仰いましたが、それはやっぱり違うと思います!!

何故かというと、長男は自分で自分が手を抜いている事を分かっているし、だからこそ自分で自分が嫌いになり自信を無くしているからです。本当は出来る自分を知っているし、やればいいだけなのですが、ついつい楽な方に逃げる事を自覚し、逃げる自分をどうにかしたいと、もがいてもいたのです。

前回のブログでも書かせて頂きましたが、「出来る」ことを分かっているのに「やらない」のはさぼり癖をつけ、依存心を生みます。そしてそれが長期間に渡ると、我が家の長男の様に、自分で自分の可能性や能力をあきらめたり、妥協させたり、レベルの低い満足感にひたり、最終的には自信喪失となるのです。

 

幸いな事に、長男はまだ小学3年生ですから、今からでもしっかり自分の人生を作り上げられます。早速彼とは深い話をし、毎日を大切に「100%で生きよう!」を合言葉にしました!

まだまだ完璧ではありませんが、しっかり寄り添い、励まし、もがいている彼を救いだしたいと思います。

この大切な事に気付かせてくれた、保育園の子ども達に感謝です❤

 

なぜ私が子ども達が好きなのか!? なぜ保育園の園長をやっているのか!?

それは子ども達が100%、全力投球で生きているからです!その姿に憧れを抱いているからです!

私も昔から「熱いよね~!」と言われ続けて来ました。やるなら「とことん!」が好きです。

とは言え、先日の私の様に身体を壊してはいけないので(笑)もちろん無理は禁物!100%全力投球したら、100%オフも取る。バランスが大事ですね(^○^)

大人もかつては、全員が子どもでした❤

身近な「師匠」達のように、そんな100%の毎日の過ごし方を見習って(お手本がすぐ目の前にいるので楽ですね!)生きたいと思いますヽ(^。^)ノ