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これまでの園長だより

子どもの持つ力

12月も中盤に入り、年末恒例の今年を表す一文字も、決定致しましたね☆彡

今年は「金」!ロンドン五輪での日本選手団の、輝かしい活躍が、ありありと思い起こされましたし、半年前でしたが、あの金冠日食も象徴されているようです。

皆様にとっては、どんな漢字が思い当たりますでしょうか?

 

私にとっては「夢」が、今年を象徴している一文字です。

世の中に目を向けると、相変わらず暗いニュースや混迷している政治。出口の見えない問題が山積している訳ですが、子ども達と日々を共に過ごさせて頂いていますと、この子達の無限の可能性を実感し、将来の姿が楽しみでしかたなくなる訳です。

子ども達が自分の将来に抱く「夢」にも、感動させて頂くこの頃ですし、自分自身が新たに持った「夢」も、ぜひぜひ実現していきたいと思っていますし、やはり「夢」は見ないよりも見ていたい。そして叶えていきたいと思っています。

 

それと言うのも、ここ数か月。行動範囲を広げて、受けたいセミナー。観たいもの。

そういう「学び」を得る事に、非常に貪欲に活動させて頂きました。

つい先週末も、大阪の「しもさかべ幼稚園」の、60周年記念クリスマスコンサートに行かせて頂きました。

こちらの幼稚園は、音楽で非常に有名な幼稚園で、YYトータルサポートで当園を担当して下さっている吉武先生の担当園でもあります。

そういったご縁でお誘いいただいたのですが、なんとコンサートの演目は、

  ♪ツァラトゥストラはかく語りき   R.シュトラウス

  ♪歌劇「タンホイザー」より 序曲・行進曲  R.ワーグナー

  ♪「交響曲第九番」より 第4楽章  I.V.ベートーヴェン

  ♪合唱「君に伝えたい」

   「交響曲第9番より」  歓びの歌

という内容。子ども達の練習風景のムービーも観させて頂きましたが、オーケストラが使用する「総譜」という物を使われていたので、非常に興味を持っていましたが、まさかあそこまで素晴らしいとは☆彡

正直申し上げて、私の想像をはるかに超えていたのです!!

 

子ども達は、ピアニカが70~80名ほどで構成され、ピアニカの音域でカバー出来ない部分は、電子ピアノとティンパニー。シンバル。大太鼓。これらは子ども達が。

そしてコントラバスは、賛助出演という形で大人の方が入られていました。

 

指揮者の女性主任先生は、私も大好きな、「西本智美」さんという、主にロシア方面でご活躍されている女性指揮者の方の大ファンと言う事で、かなり西本さんを意識されていた為か、徐々に西本さんと後ろ姿がかぶるほど☆彡

そして何より、子ども達の集中のすごさに、心から圧倒されました。指揮者の登場と同時に、指揮者を見つめるまなざしの強さ。指揮者から片時も目を離さず、その指揮棒の振りあげられた瞬間に、サッとピアニカを構える姿は、まるでピアニカがヴァイオリンに見えるほど!

実は私、ベートーヴェンが大好きで、今回は特に第九番を聞きこんで拝聴させていただいたのですが、これをたかだか6歳の子ども達が演奏しているという事もすっかり忘れてしまうほど、素晴らしい完成度でした!

気付くと、私の頬を涙が伝っておりました。

 

吉武先生より、毎年のように「ブラヴォーコール」がかかるとは聞いていたのですが、私も数回、クラシックのコンサートに行ったことはあるものの、「ブラヴォーコール」のかかるコンサートは、ここ日本では非常に稀です。

でもあちこちから「ブラヴォー(^○^)」の声がこだまし、会場中が感動に包まれました。そんな中に居られた事が、心より幸せに感じ、子ども達の純真無垢な空間が作り出す音達に、私の心もすっかりと洗われた気分にさせて頂きました!

私も心より「ブラヴォー♪」を送らせて頂きました。

 

そして感じた事。それは、子ども達の無限の可能性の力強さです!可能性は力です!それを全ての子ども達が持っている。

絶対に大人の考えで、子ども達の可能性に蓋をしてはいけないと思いました。

子ども達の描く夢は、何だって叶えられる!ただし、その気になれば。

そして「その気」にさせていくのは、我々大人の仕事です!

ぜひ、私達に、子ども達の夢を叶えるためのお手伝いをさせて頂きたい!

改めてその様に決意をさせていただいた、素晴らしい体験をお伝えさせて頂きました。

最後までお読み頂き、ありがとうございました☆彡