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これまでの園長だより

公開保育と参観日、有難うございました!

先週の「公開保育」と「参観日」には、お忙しい中皆様にお越しいただき、有難うございました!

寂しいことに、私の子どもたちは全て保育園から旅立ち、中学生と小学生になってしまいましたので、私も完全に親の立場で四人の子どもたちの日常風景を「参観」に行く立場になりました。

そこで確信した事は「お母さん、今日来る?」と、期待のこもった眼差しで参観に来ることを楽しみにしている、子どもたちの純粋な「認めて!」という気持ちを満たしてあげることの大切さです。


ヨコミネ式では、子どもたちのやる気スイッチを押すために、大切な事として4つのタガルを掲げています。

1.子どもたちは、競争しタガル。

2.子どもたちは、真似をしタガル。

3.子どもたちは、ちょっとだけ難しいことをしタガル。

4,子どもたちは、認められタガル。

です。

この4番目の、「認められタガル」こそ、子どもたちの「見てて~!」や「聞いて~!!」です。徐々に、常に見られることや聞かれることで得られていた「認められている!」という感覚が変わり、「見られたくない。」「聞かれたくない。」と自立への階段を上っていきます。

保育園の頃は、まだまだ自立よりも「認められている!」という感情の器をいっぱいにする時期ですから、「見ていてほしい!」「聞いてほしい!」欲求でいっぱいです。

ですから、保護者の方々にお時間を割いて来て頂くことは、ヨコミネ式の実践園としてましては、不可欠な要素となります。保護者の皆様のご協力に、心より感謝いたします。


また、続々と返ってきている「アンケート」も、本当に有難い宝の山ばかり。

気になったことや改善ポイントなど、職員だけでは気付けなくなっている事に、外部からの厳しい目が入ることで、「どこを、どうしたら、もっとよくなるのか?」の答えが見つかりますので、早速取り入れさせて頂きます。

保護者の方々からのご要望の質も、変わってきたなぁと感じています。

個人的なご要望ではなく、園全体の子どもたちの安全や、更なる成果を上げるための専門的なご要望も増えてきたように感じます。

個人レベルでの視点では、やはり視野も狭くなります。

ですが、一人ひとりの保護者の方々が、園全体や地域全体、はたまた日本のこれからの視点で子どもたちの日常を気にかけるようになれば、本当に日本の未来は明るくなります!

保護者の方々のレベルに、我々職員が遅れを取らないよう、私達も努力を続けていこうと、大変刺激を受けております。


例えば、ホールの子どもたちの安全のために、扇風機にカバーを付けてほしい!→早速取り付けました!

外かけっこの際に、保護者と園児が転倒し、お互いに怪我をしてしまいました。走っている場所がアスファルトの上ということで、転倒した時のケガの大きさを想定したものへの改善をご要望頂きましたし、職員の言葉がけへのご要望も頂きました。

そこで、まずよつばCクラスは、もう少し園内で朝一番にかけっこをします。もっともっと、安全に走りこみをして、何度も転んで、転び方もしっかりと身に着けていきたいと思います。

そして、よつばA・Bクラスにつきましては、昼食後に公園までかけっこをしに出かけ、土のグラウンドでかけっこをしながら、充分にお外遊びも楽しんで帰ってきたいと思っています。

自学の際に、分からない問題で集中力が途切れる子への配慮のご要望も頂きました。こちらに関しては、机の配置や職員配置、現在も試行錯誤中ですが、やりながら改善点を見出していきたいと思います。


「三人寄れば文殊の知恵」と申しますが、今回のアンケートを拝見しながら、保護者の皆様のお知恵も拝借しながらでしたら、もっとスピードアップして、子どもたちのバックアップが出来そうなイメージが湧いてきました!

益々心強い皆様と共に、目の前の可愛い子どもたちに携われる日々に、改めて幸せと感謝の気持でいっぱいです!

どうぞこれからも、私達とともに歩んでくださいね。

何卒、よろしくお願い致します\(^o^)/

理由説明、出来ますか?

今朝、久しぶりに園児たちを2回も叱りました!

理由は、園児の保護者さんに対して、大変に「失礼なことをしていたから」です。

もう一つは、お友達の大切なノートを隠すという、「意地悪なことをしていた」からです。


さて、子育てにおいて大切なこととして「褒める」「認める」事を推奨し、感情的に「怒る」事は良しとされなくなっています。

また、紛らわしいことに「怒る」と「叱る」は違うなどということも言われています。

ですが、私個人の意見としては、どちらもあまり変わりはないかなぁと思っていまして、感情的に怒りをぶつけてばかりでなければ、大丈夫ではないかと思います。

ですが、怒りのパワーを抑えてクールに言うのも、よほど修行を積まない限りは難しいことです。また、クールに冷静にばかりで子どもを叱ったとしても、本当に子どもたちの心の奥に響くのか疑問です。

「怒る」も「叱る」も、自分のイライラをぶつけたり、ストレスの発散であれば良くないですが、相手の反省に結びつくことを目的としていればきっと伝わるはずです。

最近はそういった紛らわしい言葉で書かれた育児書がまかり通り、「怒らないように!」と心がけるばかりに、本当に怒らなければならない場面も、ちゃんとした反省に結びつかない怒り方をしている方が多いのではないかと感じています。

お店や公園などで良く見かける風景ですが、子どもたちが親の制止を聞かずに、人々の間を走り回ってうるさく騒いでいます。そうすると、その子の親が、

「こら~!止めなさいって何回言ったら分かるの?いいかげんにしなさいよ!」

これで終わっていたりします。

また、過去のブログにも書いたのですが、私の祖母がとある公園の売店で働いていた時のこと。

ある子どもが、売店の商品をあれこれと触っていた時に、その子の母親が一言。

「お店のおばちゃんに怒られるから止めなさい!」

これも、よく聞くセリフではないでしょうか?


この2つの例の叱り方は、間違っています!

なぜ公共の場で走り回ってはいけないのか、きちんと説明していません。

「人様の迷惑になるから、走り回ってはいけないんです!」と教えてあげなければいけません。

お店のおばちゃんに叱られる前に、

「売り物を勝手に触ることは、お店のご迷惑になります。商品を傷つけたら、売り物にならなくなります。だから、買わないのであれば触ってはいけません。」と、母親が制止しなければいけません。


子どもたちは、大人に向けて学びの時間を過ごしています。

ですから、なぜそのことをしてはいけないのか。(どうして、そうしたら良いのか)

理由の解説が必要です。

訳も分からず理解することは、大人でも難しいことですからね。

ただし、理由が分かったとしても、自分で自分をコントロールするのは、とても難しいことです(大人でも)から、また同じ間違いを繰り返すのが子供です。

なのでその都度、子どもたちには丁寧に解説してあげてください。


一貫して子どもたちに伝える「教育」は、いつか必ず子どもたちの心に届きます。

それがある意味、そのご家庭の「家訓」になっていきます。

保育園であれば「保育方針」です。

ご家庭でも、お父さんとお母さんで話し合い、こういう子に育ってほしい。これだけは絶対にして欲しくないなど、子どもたちに伝えたい「家訓」となるものを決めて置かれるのも良いでしょうね。


今日は、大切なことを改めて子どもたちに伝えることが出来て、とても良い日となりました。

私に叱られて、泣いてしまう子もいましたが、しっかりと受け止めてくれたと信じて(でもまたやるでしょうが(笑))これからも子どもたちに寄り添っていきたいと思っています。


動物園の遠足、ありがとうございました!

今朝4時過ぎ。いつもなら、絶対に目覚めない時間帯に、ポツポツという雨音が耳に届き目が覚めた園長。すかさず枕元のケータイに手を伸ばし、雨雲レーダーを確認すると「まさか!」の雨のど真ん中!

全くの想定外にすっかり目が覚めてしまい、10分おきに雨雲レーダーを確認していました。

5時過ぎに職員にメールをし、7時まで様子を見ようと決め、やはり昼過ぎには止むだろということだったので、雨足が緩むことを期待して、遠足の決行を決めました。


ですが、動物園は山の上だったので、集合してもらったものの寒さにビックリでしたね!!特に今回は、みつば・ふたば・めばえクラスと小さい子どもたちだったので、風邪をひかせないか本当に心配になりましたが、なんとか無事に遠足を終えることが出来てホッとしています。

今、写真を整理しながら、思ったよりも子どもたちの笑顔がたくさん写っていたので、やはり子どもたちにとっては楽しい時間になったのだなぁと感じられ、早速ですが保護者の皆様にもお見せしたいと思いました。

また、以外にも本来は回らない予定のルートも全て回れたりして、私達も新たな発見が得られました。また来年以降の遠足の際に、活用できるルートが開拓できたと、職員と喜んでいました。

ですが、大きな荷物と、まだ一人で歩かない、歩いてもどこに行くかわからない、すぐに抱っこを求めてくる年代のお子様を連れて、更に傘をさしての強行遠足で、保護者の皆様には大変ご苦労をおかけいたしました。申し訳なかったですね。どうぞ今夜はゆっくりとお休みくださいませ。

いつも当園へのご理解・ご協力をいただき、心より感謝しております。

今後共、よろしくお願い致します!!



今ここ!

先日、とある番組の中で、「なんで今を大切にしないんだろう?」という問いかけに出会いました。

私は今43歳です。

現在の悩みは、上がらなくなってしまった肩の痛みや、疲れの取れにくい身体。どんどん付いていくしつこい脂肪や、あっという間に出てくる白髪などがあります(笑)

それでは、いつの頃が良かったか?

多分27歳位の私が、一番良かったのかなぁと思っていました。

しかし、27歳頃の私を振り返ってみても、あの時はあの時で、もっと中学生の頃のように足を細くしたいとか、小顔になりたいとか、いつか○○に行きたい、いつか○○が欲しいなど、様々な悩みを抱えていたものです。

では中学生の頃は?

早く大人になりたいなどと、思っていました。

いつも、過去を懐かしんだり、未来に大きな期待を込めたり。


でも、良く良く考えてみると、来年は44歳。あっという間に50歳がやってくるでしょう。

今のうちに体づくりをしておかなければ、今よりもっと疲れやすく、動けない体になることは明白です。

その時には、43歳の自分を羨むことになるのでしょう。

そんな事に、先日のとある番組で気付かされたわけです。


そう、大切なのは「今ここ!」そして「ここにあるもの」に目を向けること。

無いものばかりに目を奪われていたら、いつまでたっても幸せにはなれませんね。

私が今持っている「幸せ」に目を向けて、感謝してみようと思います。


今日は自戒を込めて、私自身が忘れないためのブログになりました!

新年度スタートです!

先週末に涙涙の卒園式を終え、名残惜しい職員や子どもたちとのお別れを終えた3月31日の翌日という日程で、気持ちの切り替えもそこそこに、入園式と進級式を昨日無事に執り行うことが出来ました。

毎年思うことですが、入園式と進級式は、私達職員にとってこそ必要な式なのです。

ついつい、感傷的になり、いなくなった子どもたちへと思いを馳せてしまいそうになるのですが、可愛く着飾った新入園児さんと、期待と不安の入り混じった保護者の皆様の表情を目の当たりにすることで、スッキリと気持ちの切り替えが出来る様になるのです。

3月31日に締めきりでありました書類の提出も、皆様のご協力により無事に済ませ、昨日は入園式の後に、思い切って保育園の模様替えをしました。

お陰で、なおいっそうスッキリとした気持ちで今日を過ごしているのですが、改めて職員と子どもたちを見廻っていて気づいたことを書かせていただきたいと思います。


まずは、0・1・2歳児が過ごす、保育室の様子。

昨日、入園式を済ませてばかりですから、通常であれば阿鼻叫喚な食事風景でしょうが、「なんということでしょう~♫」

1・2歳児さんは、全員きちんと椅子に座って、自分一人でお弁当を食べています。

つい先日まで一緒に過ごしていた、3歳児さん達がホールに上がってしまいましたが、その子たちの食事風景がしっかりと伝授されている、まさに「異年齢保育」の賜だなぁと改めて感心させられました。


また、13時から寝かしつけを始め、年齢に応じて15時までの間に順次起こしていく午睡ですが、4月2日の時点で20名からの乳幼児を13:30までには全員を寝かしつけて、連絡ノートにとりかかる職員の姿が圧巻でした!!

多分、他園では絶対に見られない光景だと思います。


また、3・4・5歳児が過ごす、ホールの様子ですが、こちらも素晴らしかったです!

ちょうど自学自習の時間帯に上がったのですが、各担任の話に集中し、1フロアでの活動ですが、他のクラスを気にせずに、それぞれのクラスの課題に取り組みんでいました。

決して恵まれた環境ではないのですが、足らずの環境こそが人を育てるのでしょうか。この梅林よつば保育園の職員の保育士としての力量の高さと、子どもたちの成長ぶりに、改めて感動した一日となりました。


残る課題は、新しい職員の採用です!

こちらも、少しずつ面接希望が入って参りました。

どんな人でも欲しい~というのが、正直な気持ちではありますが、やはり大切な子どもたちを安心して預けられる方を採用していきたいと思いますので、皆様どうぞ、良い出会いがあることを祈っていてくださいね。



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