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これまでの園長だより

父の日に想うこと!

 
明後日は父の日ですね!
保育園の子どもたちが心をこめて作ったプレゼントを、今日からお渡ししています!お父さんたちが喜んでくれることを想像しながら、一生懸命作りました!ぜひ使ってくださいね。


さてさて、世間の幼稚園や保育園では、ひとり親家庭の増加に伴って、「母の日」や「父の日」を廃止して「ファミリーディ」とする所が増加中だとか。
確かに様々な家族の形が増えているので、それも「有り」なのだと思っていますが、私はそれをちょっと残念だと思っています。

目の前に「お父さん」や「お母さん」の姿は見えなくても、私が今生きているということは、かつて「お父さん」と「お母さん」が結ばれたという証です。
「お父さん、いつもお仕事頑張ってくれてありがとう!」
「お母さん、いつも美味しいごはんを作ってくれてありがとう!」
子どもたちの手紙には、目の前の「行為」に対する感謝がいっぱい書かれていますが、そもそも一番伝えたいのは、私という存在をこの世に生み出してくれたことへの感謝ではないのかしら?

もちろん、幼稚園や保育園の先生がそれを伝えてもいいのだけれど、一番に伝えるべきは、一人で子どもたちを育てているお父さんやお母さんじゃない?
ひとり親になった理由は人それぞれ。死別かもしれないし、離婚かもしれない。
だけど、子どもたちにとっての父親や母親を一番知っている人が、感謝を込めてその存在を伝えることで、ひとり親家庭に育つ子どもたちも、決して寂しい思いはしないと思います。

「愛されて、望まれて、あなたはこの世に生まれてきたのよ!」
それを伝えるためにも、「父の日」「母の日」は存続したほうが良いと思う、頑固な園長のつぶやき。。。
でも正解はないので、それぞれの園でベストな選択をすれば良いでしょう。
ただ、どんな幼稚園・保育園であっても、子どもたちに一番影響力があるのはご家庭です。ご家庭で「父の日」「母の日」をどう扱うのかが、子どもたちの未来にとっては大切ではないでしょうか?

梅林よつば保育園では、これからも出来るだけ「父の日」「母の日」「敬老の日」などの季節行事は、大切にしていきたいと思います。