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これまでの園長だより

明けましておめでとうございます!

遅くなりましたが、まずは新年のご挨拶から。

皆様、新年明けましておめでとうございます!

今年は新たなチャレンジの年となります。

至らぬ部分の多い園長ではありますが、ただただ子ども達のためにまい進して参りますので、本年もどうぞ宜しくお願い致します。


さて、皆様は年末年始をどのようにお過ごしになられましたか?

私は主人の提案で、寒い地方に旅立ち、スキーやスノーボードにチャレンジしてきました!

実は私、父が転勤族だったため、小学生時代を3年間ほど北海道で生活していたので、スキーは滑れるのです!(ボードはやったことありません!!)

でも、20数年も滑っていませんし、子ども達は生まれて初めての経験なので、ちゃんと出来るか不安がいっぱい。私も年々寒さが身体に堪えてきていまして、正直旅に出るなら温かい地方が嬉しいなぁという気持ちでいっぱいでした。


ところがどっこい!雪というのは、海と一緒で、目の当たりにするとテンションが上がるものですね!!

子ども達も生まれて初めてのチャレンジですが、寒さをもろともせずに、何度も何度も転んでも転んでもまた起き上がっては滑りだすのです。

上の三人の姉兄たちは、スクールに入れた事も有り、正月休みだけで普通には滑って降りて来れるようになりました。

親としては、子どもの成長する姿を目の当たりに出来る事ほど嬉しい事はありません。

YY導入園の園長として、改めてその大切さを思い起こさせて頂きました。


やはり、楽しい事ややってみたい事への、子ども達の発揮する集中力の凄さ!

これがあるから、出来るようになるスピードも早いのでしょうね。

子ども達のカリキュラムへの取り組む姿勢も、やはりいかに子ども達の注意を惹きつけるか!いかに遊び感覚にしていくか!

そんな基本中の基本を大切にしながら、日々子ども達の笑顔をバロメーターに、取り組みたいと思っています。


それから「躾」について。。。

旅先で、現在よつばAクラスの末娘が、寝ている間に鼻血を出していたのです。目覚めると、ベッドのシーツに血のシミが点々と付いていました。

仕方の無い事だから大丈夫だよ~となぐさめていたのですが、部屋から出ようとした時、ふと気が付くとホテルのメモ用紙に「はなじがついてしまてごめんなさい」(原文まま)という書き置きをしているのです。

親としても園長としても、これにはちょっと感動してしまいました!

普段から、外に食事に出かけたら、必ずテーブルの上をきれいにしてから帰る。

旅行に出かけたら、部屋をきれいにしてから出かける。

自宅でも、脱いだ服をたたむ。靴を揃える。食後の食器を、自分で台所に持って行く。ベッドメイクをする。

などに、気をつけています。が、こういう所でそれがきちんと理解できているのかが良く分かりました。

躾とは、周囲に迷惑をかけないようにふるまえる事が、最初の一歩になると思います。

それから、周囲に配慮が出来るような大人に育てていく事だと思っています。

ですから6歳の彼女が、お洗濯をして下さる方へ配慮が出来たという事は、今までやってきた事が、何のためにしてきた事なのかを理解している証拠だと思って、本当に嬉しかったです!

一回で大きな影響を与える事は難しいですが、毎日毎日少しずつの積み重ねが、人柄や性格になっていきます。

改めて躾の意味を考えながら、また新しい一年で周囲の事も考えられる子ども達を育てて行きたいと思います!



ご報告!!選ばれました(*^。^*)

昨年秋より、保護者説明会を開催し、皆様には今年度からの値上げへのご賛同を頂き、心より感謝しております。

その際に、広島市がスタートする「認可外保育施設 認可化移行支援事業」についても触れていました。

梅林よつば保育園は、補助事業者として選ばれるよう、7月25日に事業計画などを提出させて頂き、ただただひたすらお返事を待っていました。

7月が過ぎ、8月が過ぎ、あの大規模土砂災害に見舞われ、この補助事業は立ち消えになるのではないかと言う恐怖心と戦い、9月末も回答が無く、10月末までにはと言われていたのに音信不通。。。

ようやく去る11月6日に回答が来まして、お陰様をもちまして我が梅林よつば保育園は広島市より「補助事業者」として選定されました☆彡

昨日夜、広島市の方々よりご説明を頂き、いよいよ実感も高まってきた所です。

今後、保護者の皆様には、書類の提出等でご協力頂く作業がございますが、どうぞ宜しくお願い致します。

取り急ぎ、こちらよりご報告させて頂きました!

ひとえに、保護者の皆さま、職員、そして地域の方々のご協力の賜物です!

今後益々、子ども達、保護者の皆さま、そして職員、地域の皆さまのため、全身全霊で良い保育園作りにまい進して行きたいと思っています。

今後ともよろしくお願い致します\(^o^)/


メンタル力

最近、その人の名を目にすると、期待で胸がワクワクしてしまう方がいます!

それは「錦織圭」君です\(^o^)/

私が敢えて取り上げなくても、皆さんも彼の活躍はご存知でしょうし、私と同じような気持ちで彼を見守っていらっしゃると思います。

彼の躍進の秘密。それはひとえに、世界一のコーチと巡り合った事でしょう。

「マイケル・チャン」かつて、世界ランク1位に輝いた選手です。

よくスポーツの世界のトップレベルの争いは、技術ではなくメンタル力だと言われます。

錦織選手も、世界1位を体験したコーチと戦いを共にすることで、世界1位の考え方に触れたのです。

前回の全米オープンの準決勝前に、世界ランク1位のジョコビッチ選手との対戦を控えてのコメントにしびれました!

「もう勝てない相手もいないと思うので。。。」

このコメントに、彼の強さの秘訣を見たような気がしました!

特に日本人は、フィジカル面では欧米の人には勝てません。それでも世界レベルでの戦いに、日本人が食い込んで行けるのは、やはりメンタルの強さなのです。


私達の園では、それを「心の力」と表現しています。

異年齢保育とヨコミネ式を通じて、最終的に一番つけて行きたい力は「心の力」です。

しかしその為には、順番が大切です。

「心の力」を上げて行くためには、言葉の意味を知らなくてはいけません。

ですから「学ぶ力」を上げておく必要があります。

そして「学ぶ力」を上げるためには「身体の力」をつけておかなくてはいけません。

今、私が最も注目しているのは、この「身体の力」をいかにして上げて行くか?と言う事です。

それも最終目標は「心の力」をつけるためです。

この「身体の力」を上げるために、歩く事・走る事・柔軟などの基本を大切にしながら、最も大切な身体の材料である食べ物「食育」に、力を注いでいきたいと思っています!

特に、お忙しいお母さん、お父さんにとって、成長期真っただ中にいる子ども達にとっての一食一食の効率を上げる方法など、知って得する情報をたくさん発信していきたいと思っていますので、どうぞご期待下さいね!


運動会、有難うございました!

土曜日の運動会には、皆様お越しいただき有難うございました!

お一人お一人にお礼方々ごあいさつとお礼を申し述べたい所ですが、こちらのブログにて挨拶に代えさせて頂きます。


一年に一度の運動会ですが、今年は特に大きな災害後という事もありまして、急きょの変更なども有り、運動会までの舞台裏は正直ドタバタでした。

NPO法人HUG主催のボランティアの方々に、公園までの遊歩道をきれいにして頂けなかったら、もっともっと子ども達の練習は出来なかったと思います。

生活にお困りの方々にボランティアの方々には向かってもらわなければいけないと思いつつ、本当にたくさんの方々の善意に助けて頂きました。

また当日も、予定よりも早くから続々とお父様方にはお越しいただき、手慣れた様子で準備も片付けもご協力頂き、本当にありがとうございました。

15日のYYの際に、リハーサルを当てはめ、吉武先生に修正頂き、それまでとは向きを正反対にしたり入退場門の位置を変えたことで、子ども達も自分の位置を覚えるのに四苦八苦しましたが、たった4日間でしっかりついてきた子ども達、本当に素晴らしいです♪

主任も産休で不在、更に災害にも見舞われ、休日はボランティア活動に従事するなどの中で、担任業務と兼務で、運動会への準備を進めて来た職員一同にも、私は園長として感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです!

四段のピラミッドに初挑戦した、よつばAクラスさんも、練習では中々人数が揃わず、10人揃って練習が出来たのは、わずか4日前でしたが、当日は見事に成功しましたヽ(^。^)ノ

元々は、梅林小学校の体育館で行うはずの運動会でしたが、当日は見事な青空のもとでの運動会となり、却ってあれだけの快晴を目の当たりにしながら、体育館で行う運動会であればどうだったのだろう?と、また来年へ向けて色々と考えています。

保護者の皆さまからのご意見等も、ぜひアンケートでお知らせ下さいませ。


一年を通して、大人が子どもに対して、圧倒的に強くなる季節が3度はやってきます。一度はクリスマス前。「いい子にしていないと、サンタさんが来ないよ!」

二度目は自分のお誕生日。クリスマスと同じような効果があります。三度目は節分です。「鬼が来るよ!!」これも、怖がりな子にはめちゃくちゃ効果を発揮します!


ここ梅林よつば保育園では、それ以外に運動会と生活発表会前は、子ども達と担任との関係が、本当に強く結ばれていきます!

「大好きなお父さん・お母さんに、一番カッコいい所を見てもらおうや♪」

これがよつばっ子達には、一番の言葉です。

どんなに疲れてきてダラ~っとなっても、先生に「それはママに見せたい姿ですか?」と言われると、シャキンとなるんです。

競技中じゃなくても、見られている事を先生に教えてもらっているので、本当にカッコよく待っていましたよね!

とにかく、カッコ良く見られたいんです。カッコいい自分でいたいんです。

だから、一段と負けると悔しいんです!失敗するとたまらないんです!

個人的な話ですが、白組が負けた後、末娘は悔しくて悔しくて、私と写真を撮る事も拒否して、歯を食いしばって涙を堪えていました。そしてお風呂の中で、ポロポロと涙を流して「勝ちたかった。。。」とつぶやきました。

やっぱり、大好きなご家族に見ていてもらえる。注目してもらえる。認めてもらう事が、子ども達の中での一番の喜びであり勇気に変わる事なんですね!

どうぞ保育園の間はもちろん、これから先も、大切な子ども達をしっかり見て、認めて、信じてあげて下さい。






当事者意識の広さと狭さ

 全国的にも大きく取り沙汰されました、広島市の土砂災害から、早一カ月が経ちます。

梅林よつば保育園とそのだ動物病院では、NPO法人HUGという別の役割を立ち上げて二年が経っていましたので、このNPO法人を通じて、地域のお役にたてばとボランティア本部を立ち上げ、土砂の撤去作業とボランティアの方々に向けた炊き出しなどの活動を行って参りました。

おもにホームページとFACEBOOKなど、ネットを活用して呼びかけをさせて頂きましたが、先日のNPO及びNGO団体に向けた会議に出席しました稲田の報告によりますと、個人団体としてNPO法人HUGは一番の多くの活動人数だったそうです。

私達の呼びかけに応えてご参加頂いた皆様、心より感謝いたします。

今後はボランティアセンターさんを主軸とし、センターさんからの要請に応じて、また情報を発信させて頂くよう方針を改めさせて頂きます。


さて、このひと月の間、私は梅林よつば保育園の園長としてはもちろん、NPO法人HUGの主催者としての役割もあり、本当に様々な方々のお声を聞かせて頂くことが出来ました。

一番多かったのが「私に出来る事があれば、言って下さい!」というものでした。

ですから、NPO法人HUGという看板をせっかく持っているのだから、その様な方々に「出来る事!」のご提供をさせて頂くことが出来て本当に良かったと思っています。


ボランティアの方々とお話していると、皆さん「当事者意識」の高い方々だと分かります。

自分は被災していなくても

「大切な友人が困っているから!」

「地域の事だから、お手伝いをするします!」

「同じ広島市民として、放っておけない!」

「昔、住んでいた場所だから何とか手助けしたい!」

土地や人とのつながりで、「当事者意識」を持ち、「助けたい!!」「役に立ちたい!!」という気持ちを持って、スコップを担ぎ、泥まみれになって現地に入っていく方々がたくさんいらっしゃいました。

もちろん、土嚢撤去は難しいけれども、何かしらのお手伝いをしたいと言って、女性ならではの「炊き出し」に汗を流す方々も、たくさんいらっしゃいました。

全国からも、この保育園に充てて、オムツやお菓子の詰め合わせ、ボランティアさんへの炊き出しのため、ジャガイモ・人参・タマネギ・お米などなど、山ほど送って頂きましたし、NPO法人HUG宛てには、長靴やシャベル、土嚢袋、飲み物、マスク、軍手、消毒薬などなどを送って頂き、本当に助けて頂きました。

それこそ

「同じ日本人として、何か助けになりたい!」

「人として放っておけない!」

そんな広い意味での「当事者意識」が、皆さんを突き動かしているのでしょう。


ここからは、子育て中の母として、そして保育園の園長としての立場で書いていきます。

こういった「当事者意識」という気持ちが、これからの子育てには不可欠なのだと思います。

古き良き時代と言われた頃と現代の大きな違いは、人と人とのつながりの密度と広さです。

かつては、一人の子どもを育てるために、最低でも5人の大人達が関わっていたそうです。

しかし現代は、一人の子どもを育てるために、一人の親という構図になっています。

ネットの世界は拡がりましたが、一人一人の人間力は落ちました。

大家族主義から、自分の家族。。。はたまた個人主義へと、意識が変わっています。

しかし、人とのつながりが希薄になればなるほど、経済的に満たされ、戦争は起こらなくても、むなしさや絶望感は広く人々を取り巻き、うつ病・引きこもり・そして最悪は自殺へと心の病が社会を包んでいる様に感じられるのです。

ですが、今回の災害を受けて感じた「地域のために何かしたい!」「困っている方のために、役に立ちたい!!」そういう、個人から家族、家族から友人や地域といった意識の広がりが、命の絆の繋がりを、広く深くしていくのではないかと感じました。


私達の大切な子ども達に見せたいのは、そんな大人達の人としての力強い姿ではないでしょうか?

自分の父親が、私の母親が、地域のために活躍している。おじいさんやおばあさんから「ありがとうね。。。」と涙を流されて、感謝されている。

そんな姿を、物ごころが付く時に見ていた子ども達が、どこをどう間違えたら曲がって育つでしょう!

やはり様々な問題に、毅然として立ち向かい、世の中の役に立とうとする親の背中が、子ども達を健全に育てるのではないでしょうか?


昨日で終了したHUGのボランティア活動でしたが、終了時に皆さんより頂いた言葉が、本当に私の心を打ちました。

「私達にも出来る事をさせてもらえる場所を作ってもらえて、有難うございました!」

「家にいたら、ただ悶々としていました!」

「しんどかったけど、いい汗をかいて、心がすっきりしました!」


日曜日にママやパパと離れて、保育園で留守番をしていた子ども達も、窓の外から一生懸命頑張るパパやママの姿を見ていました!

「ママ、カッコいいね♪」

「パパ、凄いね♪」

子ども達の目は、それはそれはキラキラ輝いていました☆彡


梅林よつば保育園では、確かに「ヨコミネ式」を導入し、素晴らしい職員が一生懸命指導に励んでいます。

子ども達も、今まで出来なかった事が出来るようになり、努力する事を習慣にしていけるよう、時には涙し、時には達成感で満たされながら頑張っています!

ですが、やはり子ども達の人生にとって大切なのは「親」として、どの様な生き方をしているかではないでしょうか?

私は一人の母親として、そしてこの梅林よつば保育園の園長として、この一カ月間で「誰かのために、当事者意識を持って頑張る人達!!」を、いっぱい見て来ました。

そして確信しました。

やっぱりそういう方々は、素敵です!尊敬します!カッコいいです!

そういう方々と、ずっと一緒にいたいと思います。

これからも、子ども達のため、保護者の方々のため、職員のため、そして地域のために出来る事を模索し、行動するのみヽ(^。^)ノ

そんな園長と行動を共にして下さる方、どうぞこれからもよろしくお願い致します!!


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