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これまでの園長だより

成功体験☆彡

土曜日の生活発表会には、たくさんのご家族の皆様にお越しいただき、誠に有難うございました!

この度の発表会は、職員の「全クラス一つずつは発表を見せたい!」という想いを叶えるため、例年よりも30分早い開演を決定したものの、本当に集合出来るのかであったり、子ども達は開演までに落ち着くのであろうかであったり、たくさんの不安がぬぐえませんでした。

しかし、当日に晴れ晴れとした笑顔で、寒空をものともせず順序良く並ぶ保護者の皆様と子ども達を見た時に、「この園は本当に成熟しているんだ!」と、感慨深くなりました。


子ども達は、クラス分けにもある様に「よつばAクラス(年長)」~「めばえクラス(0歳児)」までがあります。しかも各クラス、入園時期もバラバラな子ども達が在籍しています。

また、我々大人もそうであるように、子ども達にも得意・不得意は当然あります。

同じクラスの他のお子さまと比較すると、身体が小さかったり、言葉が未熟だと感じたり、足が早い・遅い、運動が得意・不得意、書写が上手だ・下手だ、など感じる事が多々あると思います。

特に、6カ月と11カ月では、同じ0歳児でも全然違う様に、年齢が低いお子様ほど、同級生と比較をすると、その差は非常に大きく感じます。

よつばCクラスさんなどは、カリキュラムを本格的にスタートして、まだ1年未満ですからその差は大きく感じる事もあると思います。

先日の発表会で、素晴らしい発表をしたよつばAクラス(年長)も、2年前はそうでした。ですが、丸3年間のカリキュラム生活を通して、ほとんど差を感じなくなりつつも、それぞれの得意分野が光って見えてくるのです!

ですから、全てのカリキュラムにおいて、同級生と比較をして「うちの子は遅れてる。。。」などと思わないで下さい。

よつばAクラスになるにつれて光ってくる、その子の超得意分野を、小学校に向けてワクワクしながら一緒に探しだし「どうやって伸ばしましょう♪」と、懇談の度にお話ししていきたいと思っています。


それにしても、子ども達の舞台度胸たるや凄いものですね!

例年ですが、発表を終えて舞台袖に帰って来ると、子ども達は口々に「楽しかった~!」とニッコニコ笑顔なのです。舞台の上から、会場のご家族に向けて手を振る余裕も見せてくれます。

私はいつも舞台袖で会の進行役を務めさせて頂くのですが、あの晴れ舞台でスポットライトと拍手喝さいを浴びて、ニコニコ笑顔で帰って来る子ども達を見るのが一番大好きな瞬間です!

跳び箱が跳べなくてもいいんです。ブリッヂが失敗しても大丈夫。

大好きなパパやママ。おじいちゃんやおばあちゃんが、笑顔で拍手を送ってくれたら、それは子ども達にとっては「成功体験」として、しっかり刻みこまれるんです!

舞台上でも少しお話ししましたが、子ども達は大好きなご家族を「笑顔」にするために生まれて来ました。だから、ご家族が笑顔でいてくれる事が、子ども達の「達成感」であり「歓び」なんです。

「跳び箱10段跳べた~!!」の瞬間にママを見たら、隣の方との話しに夢中でこっちを見ていなかった。あっという間に「シュン。。。」です。

「三点倒立で倒れなかった~!!」のに、パパを見たら「フラフラしてる!」とにらまれた。あっという間に「自信喪失。。。」です。

「何度もチャレンジしても、逆立ち歩きが上手くいかない。。。」と、あきらめかけた瞬間に、会場から「頑張れ~!!」って、大好きなパパとママの声が聞こえて来た。結局、最後までたどり着く事は出来なかったけど、二人が涙を流して笑顔いっぱい、拍手を送ってくれていたら、ご両親からの愛を疑う余地の無い素敵な思い出として刻まれるでしょう。

ですから、舞台上で子どもだけが頑張っても、成功体験にはならないんです。会場からのご声援と拍手もあって、初めて子ども達にとっての貴重な「成功体験」を感じられる晴れ舞台になるのです!

この度は、会場中から素晴らしいご声援と大きな拍手を頂き、子ども達も職員一同も、心より感動しました!本当に本当に有難うございました!!

どうぞ今後とも、温かく見守って下さいませ。

そして、素敵な子ども達の成長を感じる瞬間に立ちあったら、それがどこであろうと、拍手喝さいを送ってあげて下さい!それが、私達を笑顔にするために生まれてきてくれた子ども達への、何よりのご褒美ですから♪