「蘇れ生命の力」
2017年12月 5日 11:14
先日「蘇れ生命の力」という映画の上映会に参加させていただき、僭越ながら私がその場で「命」についてお話しさせていただく機会を得ました。それというのも、主催者のお一人である、大切なお友達の沼ちゃんこと沼本愼二先生より、ご指名をいただいたからです。
沼ちゃんがなぜ私を想い浮かべて下さったかと言うと、映画の中に「麦っこ保育園」という素敵な保育園が登場するのですが、そこの園長先生の実践されていることを「広島でもやってる園長がいるぞ!」って私の顔が出てきたからだそうです。
何とも、もったいないお言葉です。
この映画は、薬も注射器もない真弓医院の院長真弓定夫医師の、生命や人という生き物に対しての考え方、治療方針、そして真弓先生の生き方に密着したドキュメンタリー映画です。
人類誕生以来、体の構造はそれほど変わっていませんが、私たちを取り巻く生活様式が、昭和20年以降、あまりに激変してしまいました。古来より、私たちの身体に一番馴染んだ生活様式が変わってしまったため、今の生活様式に合わせられない身体が病んでいっているのです。
当初、私が初めてこの映画を観たときに得た感想は「やっぱり!」というものでした。
私たちを取り巻く環境から入ってくる情報によって、頭の中は現代社会に馴染んできているのですが、古来より変化していない私たちは、実は何が必要で何が不必要かを身体の深いところ(潜在意識)でちゃんと知っているのです。
だから、身体の声に耳をすますと、真弓先生の仰っていることが「やっぱり!」という感覚として理解できるのです。
どういうものを食べ、何を飲み、どのような環境で生活すれば良いのか。
発熱する仕組み、身体が自分で怪我を治す仕組み、一人一人の中に必ずいる「内なるドクター」をいかに発揮すれば良いのかなど、この映画をご覧になられると、私と同じように「やっぱり!」という感覚を持たれる方は多いのではないでしょうか?
ですが、世のしがらみや損得、理不尽な理由などで、一番大切な自分が自分に向けて発するメッセージに耳を塞いで生きているのが、現代社会を辛そうに生きる人たちだと思います。
演台に立ち、マイクを握った私は、案の定上手にお話が出来ませんでした(笑)
ですが、一番お伝えしたかったのはこの事!
「身体や心が訴える小さな小さな声に耳をすませてみる事が大切!」
という事でした。
現代社会の時間の流れ方は激流です。
大切な事に気付いても、それをたった一人の行動で貫き通すのは至難の技です。
ついつい周囲に流されます。
だから、大切なことを共有できる仲間を作りましょう!それも、お互いに高め合える仲間を!
時に流されたとしても、高め合える仲間との会話や仲間の姿を見た刺激で、またきちんとした軸となる生き方に戻ってこれたらいいのです。
自分を「こう在りたい!」という自分に近づけてくれるのが、仲間の存在です。
そしてお父さん・お母さんへの最強のエールは、お父さん・お母さんにそんな素敵な仲間がいるのならば、我が子にもきっと素敵な仲間が増えていくものです。
私にとっての一番の財産とは、そういう高め合える仲間と家族の存在です。
どうぞ、このような私で良かったら、皆様の仲間の一人に加えてくださいませ!
より一層、素敵な人生になるために、高め合いましょう!